rio0214

高校1年生

卒業

唯一犯し続けた校則違反

私は毎日イヤホンを挿して登校してました

誰も知らない名曲に揺られて何も変わらない窓からの景色を眺めながら

 

友達と行くのはやっぱり慣れない

人と関わるのを避けるように早く登校してた

でもやっぱり誰かと登校するのも好きだった、嘘じゃない

 

慣れたようで慣れない毎日だった

 

 

本を読む振りして眺めた教室は眩しくて

誰にも気づかれないように笑ってた

話に入るのは苦手だけどね?

 

案外楽しんでたのかもしれない

 

 

楽しくないって嘘ついた3年間は思ったより早く過ぎて

今思い返せば長かった気もする

 

 

教室でじっと目を閉じてみても

やっぱり私には眩しすぎた

 

 

 

 

 

 

 

笑えるよな、卒業なんて

 

お久しぶり

お久しぶりです.

 

私にとって文章を書くことは自分の記憶を変えること

あの時の自分に対する後悔だとか、あんな風にしたかった憧れだとかを乗せて書いてました

 

最近は良くも悪くも編集したい記憶がなかったのであまり書いてませんでした

 

ありったけの日々を

また卒業した日に書きます

またね

14の頃

14の頃

あの頃の私は誰も知らないバンド名を探して聴いていた

 

何の目当てもなくCDショップに足を運んでは、見たことないバンド名の曲を試聴した

特にやることがなかったのもあり暇さえあれば友達の誰も知らないような曲を聴き続けた

 

音漏れギリギリにあげたイヤホンの音量に、訳分からず感動して心打たれて生きてることを実感していた

 

「みんなが知らないものを知りたい」

あの頃の私は幼かったんだ

気づいたらただ音楽が好きになって全身で音を求めてたんだ

 

 

ふたりの名曲

あなたが聴いていたあの曲が好きだった

 

まだクラスで数人しか知らなかった名曲

気がついたら全員が知ってるような曲になっていた

 

今は私が1番その曲を好きなのかもしれない

 

あなたが聴いてる姿が好きだった