rio0214

高校1年生

選択

絶望と希望の手前

あの頃の私は、そんな中生きる道を選んできた

 

「今の社会が正しいと思いますか?」

そう聞かれたら、迷わず「はい」とは答えられない

でも、私は今の生活から抜け出せないのだ

 

痛い、痛い、痛い、もう限界、無理

 

毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きる

イヤホンで音楽を聴きながら階段から1番近い車両に乗る

 

ふと「このまま消えてしまってもいいかな?」と思ってしまう

なんでかって

分かるわけないよそんなの

 

痛い、痛い、もう限界です

 

後悔ばっかりのこの人生

後ろめたさを抱えて生きていくことにした

 

これまでの自分と新しい自分へ

 

本を閉じた

バスの窓から外を眺めてみる

雨が降っていた

 

傘をさすか、ささないか

確率は2分の1

50%