rio0214

高校1年生

他人と自分

綺麗に止められたスカーフ

重そうに握りしめた鞄

どう見ても真面目な道を生きようとしてるのに、そんな道を逆走するかのように耳に挿したイヤホン

 

私の周りを通る人は、どんな音楽が流れてると思ってるのだろう

 

まぁ恐らくそんなことを考えてる人は誰もいない

私の耳元ではうるさいくらいの音量で希望が鳴り響いていて、向かいにいる人のイヤホンからもまた希望が鳴り響いている

 

存在しているとも言えるし、していないとも言える希望に手を伸ばしている